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環境の変化が引き金になる

診察

適応力の改善が大切

うつ病は、気分の落ち込みや無気力、イライラや不安といった精神的な症状と、時に頭痛や吐き気、不眠など身体的な症状が現れる病気で、心の風邪と例えられることもあります。うつ病の種類は、その症状の中身や重症度、症状が出る頻度やタイミングによって分類されます。うつ病というと一般的には心がネガティブな方向に傾き漫然とした不安や悲壮感に襲われたり、あらゆる物事に対して興味ややる気を失ったりするイメージが強くこれを単極性と言いますが、これに対し気持ちが高揚し開放的になり、興奮や怒りっぽさが現れる状態とが交互に現れるものを双極性と言います。また、一度症状が改善し寛解となってもまたぶり返す場合は反復性と分類されます。症状が現れるタイミングに何かしらのきっかけがあるものは様々あります。出産や育児がきっかけとなったり、引っ越しや転職など環境の大きな変化がきっかけとなるものもあります。特に最近では新入社員がかかるうつ病に注目が集まっています。就職は人生のターニングポイントともなり得る重要なイベントで誰しもが一抹の不安と期待を抱えます。新入社員としての責任やプレッシャー、新しい人間関係へのストレスはうつ病への引き金となる可能性を持っています。新入社員は、まったくの新しい環境で仕事や人間関係に慣れていかなければならず、時には住む場所も真新しくて頼れる家族や友人も近くにいない状況でのスタートになることもあります。不安と期待が入り混じる中で誰もがストレスを感じますが、その不安や悩みが続くとうつ病に進行する可能性があります。新入社員がうつ病になる原因はいくつかあります。一番大きな要因は、このような環境の変化、職場での悩みやストレスは新入社員なら経験して当たり前だと考え、仕方ないことだと捉えてしまうことです。確かに慣れない仕事や人間関係を辛く感じても、すぐに退職すればいいとはいきません。周りの目も気になるしすぐに辞めれば社会的な評価も下がるかもしれない、家族や友人への体裁も気になります。しかし我慢し続けると、精神的な不安定が現れ、不眠や朝起きられないことでの遅刻、欠勤、職場へ向かう途中で頭痛や吐き気を催すなどの不調を感じるようになってしまいます。ストレス要因をすぐに取り除くのが難しい状況で重要となるのが本人の適応力の改善です。周囲の目や評価、上司からの言葉、仕事に取り組む姿勢などを違った角度から考えなおすトレーニングが有効です。

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